たった3つのコツですぐ上達!DTMのためのドラム耳コピ講座

 

この記事を読むと

ドラムの耳コピ能力がすぐに上達します!

 

ざっくりまとめると

曲全体をざっと聴いてから、細かいところへ視点を移せばうまくいく!

 

 

とりさん
え?ちょっとまって。ドラムの耳コピがすぐに上達するって、ホント?

ひびき
本当だよ。これは楽器を演奏する人もやっていて、少し知っているだけでうまくできるようになるんだ。

 

 

えー?そんな うまい話ある…?
そう思うよね。ひとつずつ説明していくから、それを実際に試してみてほしい。まずは3つのうちの1つだけでもいいんだ。
じゃあ、ひとつだけ試してみようかな

 

 

その1 一番大切!耳コピを始める前にやっておくこと

「曲全体を通してドラムを聴いてみる」

これがコツの中で一番大切です。

いきなり耳コピの作業に取りかからずに、ドラムを1曲通して聴いてみることで、次のようなことがわかってきます。

 

ドラムキットの中で、どれが鳴っているのか

例えば…
・タムが1つしか使われていない
・クラッシュシンバルが2枚、チャイナシンバルが1枚使われている

など、どれが鳴っていて、どれが鳴っていないかを特定することができます。

 

音色の特徴がどのようなものか

例えば…
・タムが1つしか使われていない
・バスドラムのアタック部分がよく聞こえる
・スネアがカンカンと目立つ音で鳴ってる

など

特徴をつかむことで、実際に耳コピを行うときに、音のどの部分に意識を向ければ聞き取りやすいか判断できます。

 

どこで鳴っているか(左右の位置や前後の奥行きなど)

例えば…
・ハイハットが右から鳴っている
・タムのピッチが右から左へ向かって低くなっている

など

どの音色が、左右のどこから鳴っているかがわかると、音の位置から逆算して音色を特定することができます。

このように、意識を向けるべきポイントを特定することができれば、耳コピのハードルを下げることができます。

 

 

 

その2 1小節ずつ、1音色ずつコピーをしていく

全体を通して聴いた後に、具体的にドラムを耳コピしていきます。
耳コピ作業は、1小節ずつ、1音色ずつコピーをしていくとうまくいきます。


「まずこの1小節だけをリピートして聴きながら、耳コピを行う」

 

 

 


「まずは1小節のなかのバスドラムだけをコピーして、次にスネアだけをコピーする」

 

 

大切なのは「1小節に集中して、1音色に集中する」ことです。

ドラムにはたくさんのキットパーツがあります。
バスドラム・スネア・ハイハット・シンバル…

いきなりすべてのパーツの音を取ろうとすると、意識が集中しないため、上手くいきません。

なので、まずは1小節のなかだけを見る。
そして、その1小節の中の1音色だけに集中します。

こうすることで、どれだけ複雑なフレーズであっても、耳コピを進めることができます。

また、音の取りこぼしも防ぐことができます。

 

 

 

その3 ドラムを演奏している姿をイメージする

ドラムの演奏をしている姿をイメージすると、不自然な演奏を避けることができます。

不自然な演奏は、だいたい次のようなときに起こります。

例えば…
・スネア、タム、クラッシュシンバルが同時に鳴っている(手が3本ある)
・バスドラムを連打で演奏しながら、ハイハットが開け閉めされている(足が3本ある)

このように、手や足が人間の限界を超えてしまったときに、不自然に聞こえます。

「ドラムの演奏をイメージするなんて、むずかしそう」と思うかもしれません。

が、大丈夫です。
幸い、インターネットの動画サイトにはたくさんの演奏動画があります。

Youtubeなどで「ドラム 叩いてみた」や「バンド 演奏」などで検索してみると、たくさん見つけることができます。

まずはそういった動画でドラムの演奏を見て、だいたいの感じをつかみます。

その後にドラムの耳コピを進めると、不自然なフレーズに気付くことができるようになります。

まとめ

この記事では、ドラムをうまく耳コピするための3つのコツを紹介しました。

もっとも大切なことは、全体を通して聴いてから、細かい部分を聴いていくことです。

ぜひ、実際に試してみてください。きっとうまくできるはずです!
この記事がお役に立てばうれしいです。

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