作曲のための鍵盤練習を1年以上継続して気づいた3つのメリット

ひびき
この記事では、作曲のための鍵盤練習のメリットをまとめています。

鍵盤練習、してますか?
楽器ができない人にとって、鍵盤練習というのは鬼門だと思います。

が、少しずつ和音を押さえる練習をすれば、曲作りに役立つことに気づきました。

そこでこの記事では、作曲のための鍵盤練習を1年以上継続して気づいたメリットを3つまとめました。
さらに深掘りして、鍵盤練習を継続するための工夫も紹介しています。

メリット1 音楽理論を理解できる

鍵盤練習をすることによって、音楽理論の理解が進みました。
例えば、Alteredスケールや、Lydian 7thなどがそうで、頭でなんとなく理解できていても、実際に鍵盤を弾いて耳で聴くまではよくわからない、というようなコード。

実際に演奏してみました。
コード進行
F△7(9) - E7(#9) - Am7(#9 b13) Am7(b9 b13) - Am7(9)
Dm7(9) - Dm7(9)/G - C△7(9 13)

こういう絶妙な響きを持ったコードは「とにかく鍵盤で弾きまくって自分の中に内面化する」という作業を行っていく間に音楽理論の方も理解できるようになりました。

メリット2 メロディとコードを頭の中だけで鳴らすことができる

頭の中でメロディとコードを鳴らすことができるようになります。
これ、めっちゃ便利です。
というのも、もはや鍵盤を鳴らして確認することも不要です。

五線紙とペンさえあれば、全部完結する。

「いやいや。DAWがあるのにいまさらこんな技術は不要では?」と思われるかもしれません。
確かに、DAWに打ち込んで音を確認する。その方法もありますが、それだと
毎回

音を打ち込んで→確認して→また打ち込んで…

と試行錯誤する手間がかかります。
それが不要なんです。。

メリット3 DAWの打ち込みが高速になる

このメリットは副次的ですが、MIDI打ち込みが超高速になります。
リアルタイムレコーディングすれば、ハイ出来上がり。

特に鍵盤楽器や、ドラムの打ち込みは超高速になりました。
演奏家ではないので、リアルタイム入力後はクオンタイズ・ベロシティ調整が必要ですが、鍵盤が弾けなかったころに比べると何倍も高速になっています。

(ただし、いくら打ち込みが高速になっても、そもそも曲作りをする人の判断力や想像力が曲作りのスピードを決める、という事実は残ります。。。)

鍵盤練習を継続する方法

鍵盤練習は、毎日継続することが重要です。
これは楽器全般に言えることですが、週に一度、30分練習するよりも、毎日5分弾く方が上達します。

継続するには、習慣化することが一番です。
習慣化の方法は、毎日1分だけ鍵盤を練習する。それを毎日続ける。これだけです。

どうしても始めた頃はモチベーションが高いので「よっしゃ今日から毎日30分、練習するぞ!」となって、実際に数日間はそれを達成できます。
しかし、最初のやる気は大抵ウソをつきます。
そして結局、続かない。ということが起きます。

それよりも、最初はもっと意識を低く持ったところから始めます。
毎日1分を続けてみて、あとは勝手にエスカレートするまで待つ。

これを意識するだけで、習慣化できるようになります。
ぜひ、お試しください。

頭の中だけで音を鳴らせるのは本当に便利です。

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