知らないと損するLogic Pro Xの地味だけど便利な機能10選
  • Logic Pro Xで作業の効率が上がる便利な機能を知りたい
  • 曲作りのスピードを上げたい

このような悩みを持つ人に贈ります。

この記事では、制作スピードを上げるための地味だけど便利な機能を10個あつめました。
効率的な作業方法を知っておくと制作スピードが上がるだけでなく、肝心な創作の方へエネルギーを注ぐことができます。

私はLogic Pro Xのマニュアルを全ページ3回読みました。
徹底的にマニュアルを読んで知った機能をこれから紹介します。

知らないと損するLogic Pro Xの地味だけど便利な機能10選

再生ヘッドをマウスで移動させる


空いているスペースをShift クリックすることで、再生ヘッドを移動させることができます。
さらにShift ダブルクリックで再生できます。

この操作はピアノロール画面だけではなく、リージョンが置かれているワークスペースでも使える機能です。

ピアノロールのMIDIノートに音名とベロシティ値を表示させる「音符ラベル」


ピアノロールのMIDIノートに音名とベロシティ値を表示させることができます。
この機能はLogic Pro Xのデフォルトでは有効になっていません。
有効にするにはピアノロールのメニューから「表示」→「音符ラベル」を選択します。


バスやインプットに名前を付けて見やすくする「I/Oラベル」

「I/Oラベル」を使うと、バスやインプットの部分に名前をつけて見やすくすることができます。
デフォルトでは「Bus1 Bus2」などの表示になっています。


このような表示だと、それが一体何のエフェクトに送られているのかわかりにくいのです。

そこで、「I/Oラベル」を使って名前を付けます。

メニューから「ミックス」→「I/Oラベル」を選択する


「ユーザ」にチェックを入れてから、名前をつける


これでバスには意味のある名前が付けられて、見やすくなります。


よく使用するプラグインを整理してすぐに呼び出せるようにする


頻繁に使用するプラグインは整理してすぐに呼び出せるようにできます。

メニューから「Logic Pro X」→「環境設定」→「プラグインマネージャ」を選択する


プラグインマネージャが開くので、 ボタンを押して新しくカテゴリを作る。
例として「fav」というカテゴリを作りました。


「fav」に、お気に入りのプラグインをドラッグ&ドロップで追加します。


これで頻繁に使用するプラグインにすばやくアクセスすることができます。


すばやくトラックを新規作成する


トラックリストの空いているスペースをダブルクリックすると、新しいトラックをすばやく作成できます。

事前に選択されているトラックによって、作成されるトラックが決定されます。
オーディオトラックが選択されているとき→オーディオトラックが新規作成される
ソフトウェア音源トラックが選択されているとき→ソフトウェア音源が新規作成される

まとめてソロ/ミュートを切り替える


まとめてソロ/ミュートを切り替えることができます。

ボタンをクリックしながらドラッグすると、まとめて操作できます。
Recボタンやフリーズボタンなど、他のボタンも同様に操作が可能。

まとめてプラグインを挿入する


まとめてプラグインを挿入できます。
複数のトラックを選択して、プラグインを選ぶとまとめて挿入されます。
バスも同様に操作ができます。

まとめてトラックの名前を付ける


トラックの名前をまとめて付けることができます。
複数のトラックを選択して、名前を入力します。
数字の連番で名前をつけるには、トラック名の最後に半角数字を入力します。

MIDIノートの長さやベロシティをまとめてそろえる


MIDIノートの長さや、ベロシティは、まとめて同じものにそろえることができます。
「option」 「Shift」と同時にマウスをドラッグします。

MIDIノートをショートカットキーで移動させる


MIDIノートをショートカットキーで移動させることができます。
キーコマンドの設定はメニューから「Logic Pro X」→「キーコマンド」→「編集」でおこないます。


「イベントをトランスポーズ」というコマンドにキーを割り当てます。


まとめ

地味だけど便利な機能を10個紹介しました。
「じわじわ効いてくる」感じのTipsですが、使いこなせると効果は大きいと思います。

Logic Pro Xには、まだまだ便利な機能がたくさんあります。
ヘルプマニュアルには、それらの機能が余すところなく書いてあります。

効率よくマニュアルをたどるには「クイックヘルプ」が役に立ちます。
クイックヘルプ機能については、このすぐ下の記事で詳しくまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

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