Logic Pro X 10.4.7の改善点を解説します

2019年10月8日に、Logic Pro Xのアップデートがリリースされました。
バージョンは10.4.7になりました。

この記事では修正された点についてお伝えします。

2019年10月9日修正:マウスのスクロールホイールでパンとボリューム調整をおこなう機能について、修正をおこないました。

Logic Pro X 10.4.7の修正点

このバージョンのアップデートは、主にバグ修正です。
修正点は多数ありますが、とりわけ影響が大きい3つの部分について解説します。

  1. 他のアプリケーションがオーディオドライバーを使用しているときにLogicのドライバーを有効にすると予期せず終了する問題を解決
  2. マウスのスクロールホイールを使用してミキサーのボリュームフェーダーとパンを調整できるようになった
  3. Audio Units v3のプラグインからオートメーションを作成できるようになった

他のアプリケーションがオーディオドライバーを使用しているときにLogicのドライバーを有効にすると予期せず終了する問題を解決

iTunesなど他のアプリと同時にLogicを使用していると問題が発生する可能性がありましたが、修正されました。

マウスのスクロールホイールを使用してインスペクタのボリュームフェーダーとパンを調整できるようになった

マウスのスクロールホイールでボリュームとパンを調整

この機能、復活して良かったです!
10.4.4までは機能していたのですが、10.4.5と10.4.6では動作していませんでした。

2019年10月9日追記:リリースノートの原文では「ミキサーでスクロールホイールを使用してボリュームとパンを調整できる」と書かれていますが、いまのところインスペクタでしか動作しません。

Audio Units v3のプラグインからオートメーションを作成できるようになった

これはそもそもAudio Units v3対応のプラグインが少ないので、今のところメリットは感じませんが…
今後、サードパーティ製プラグインが増えてきたときに助かるのかな…?

Logic Pro Xのリリースノートは英語版を見るとすべて網羅されている

英語版のリリースノート

英語版のリリースノートは改善点やバグの修正点がすべて網羅されています。
日本語版を見ると情報が古かったり、おおまかな概要しか書かれていなかったりします。

ちなみに英語版のリリースノート、使われている単語数は少ないのでGoogle翻訳を利用すれば、ほぼ日本語として読めるようになります。
ぜひ試してみてください。

さらに、Logic Pro Xをアップデートするかどうか迷っているときはこちらの記事が役に立ちます。

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